糖尿病コントロールについて 下関
糖尿病は自覚症状に乏しい病気なので、血糖コントロールがうまくいっているかは検査を受けて確認する必要があります。コントロールの指標には、次のような検査が用いられます。
血糖値
血液中のブドウ糖の濃度をあらわします。
ヘモグロビンA1c
赤血球の中にあるヘモグロビン(血色素)のうち、ブドウ糖と結合しているものの割合をパーセントで表したものです。血糖値が採血時点での指標であるのに対し、採血前1~2ヶ月間の平均血糖値を反映し、血糖コントロール状態の指標となります。最近はコントロールの良否の判断にはヘモグロビンA1cを用いることが多くなっています。
検査項目 | コントロールの目安 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
優 | 良 | 可 | 不可 | |||
不十分 | 不良 | |||||
ヘモグロビンA1c(%) | 5.8未満 | 5.8~6.5未満 | 6.5~7.0未満 | 7.0~8.0未満 | 8.0以上 | |
血糖値 (mg/dL) | 空腹時 | 80~110未満 | 110~130未満 | 130~160未満 | 160以上 | |
食後2時間 | 80~140未満 | 140~180未満 | 180~220未満 | 220以上 |
日本糖尿病学会編「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン」第2版 南江堂 2007より引用
糖尿病コントロールについて 下関