変形性関節症を診断したり、関節の状態を確認するためには、問診やX線検査が行われます。また、関節リウマチなどの他の病気と鑑別するために、血液検査なども行われます。

問診・視診・触診

痛みや腫れなどの症状が「いつから」「どのような時に」「どのくらいの頻度で起こっているか」「過去に関節のけがをしたことはないか」など医師はさまざまなことを問診で聞きます。また、関節を見たり、触ったりして腫れや骨の変形がないかを調べます。

X線検査(レントゲン検査)

X線検査は、関節の状態を確認するために欠かせない検査です。軟骨がはっきりとは写らないので、軟骨の状態を詳細に見ることはできませんが、骨と骨のすき間が狭くなっているか、骨棘(こつきょく)ができているか、O脚があるかなどを見ることで、変形性関節症の診断を行ったり、状態を確認したりすることができます。
関節の状態をより詳しく調べたり、他の病気と区別するために、MRI検査やCT検査などの画像検査が行われることもあります。

血液検査

血液検査では、赤沈(赤血球沈降速度)やCRP(C反応性タンパク)、リウマトイド因子などの項目から、関節リウマチや化膿性関節炎(細菌などによる関節炎)などの他の病気がないかを調べることができます。

関節液の検査

関節液がたまって腫れや痛みが出ているような場合には、関節液を抜いて検査を行うこともあります。関節液の量や色、にごり具合、混ざっている物などをみることで、関節の状態の確認や、他の病気と区別に用いられることがあります。

監修

名古屋大学大学院 運動・形態外科学 教授
石黒 直樹 先生 

変形性関節症の検査 下関 桃崎病院