1.大腸について

大腸は食物が消化吸収された残りの腸内容物をため、水分を吸収して大便にする器官です。大腸菌や乳酸菌などの100種類以上の腸内細菌が存在しており、食物繊維の分解や感染予防の働きなどをしています。
大腸は盲腸から始まります。盲腸から上(頭側)に向かう部分が上行結腸、次いで横に向かう部分を横行結腸、下に向かう部分が下行結腸、S字状に曲がっている部分がS状結腸、約15cmの真っすぐな部分が直腸で、最後の肛門括約筋(こうもんかつやくきん)のあるところが肛門管です(図1)。
図1 大腸と周辺の臓器の構造
図1 大腸と周辺の臓器の構造
http://ganjoho.jp/public/cancer/colon/ よりbanner_w208
大腸について 下関 桃崎病院
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